杉本昌隆の一門のメンバー(弟子一覧)は？弟子入りしたのはなぜ？【藤井聡太】

いつも話題の藤井聡太竜王・名人。八冠独占でまたまた話題になっていますね。

藤井聡太八冠の師匠・杉本昌隆さんがとても気になりました。

この記事では

• 杉本昌隆一門のメンバー（弟子一覧）
• 藤井聡太八冠が師匠・杉本昌隆さんに弟子入りした理由

についてまとめました。

杉本昌隆一門のメンバー(弟子一覧)は？

藤井聡太八段が弟子入りした杉本昌隆一門は、

穏やかな子が多く、家族のような一門のようですね。

杉本昌隆師匠は、温かくて怒らないお父さんのような存在。

藤井聡太八冠の師匠として入門希望者は約3倍に急増したそうです。

藤井聡太八冠を除く
杉本昌隆一門のメンバーは

齊藤裕也(さいとう・ゆうや)

プロ入り前の最後の難関とよばれる「三段リーグ」を初参加の39位から一発で抜けるという偉業を達成。今後の活躍が楽しみですね。

室田伊緒（むろた・いお）

将棋を始めたのは小学校5年生。

デビュー当初は女流棋士とのユニット「キラリっ娘」のメンバーとしても活躍。

現在の夫は毎日放送の森本尚太アナウンサー。
以前は囲碁棋士で国民栄誉賞を受賞した井山裕太さんとご結婚されていました。

中澤沙耶（なかざわ・さや）

小学4年生のとき地元の児童館の将棋教室で将棋を始めました。

将棋は本格派の居飛車党。切れ味鋭い将棋です。

今井絢（いまい・あや）

父から教わって将棋を始めました。

藤井聡太八段が小学校１年生「東海研修会」に入会したときに、入会クラスを決める試験対局の最初の相手が、この今井絢さんです。

杉本昌隆師匠に藤井聡太八冠が弟子入りしたのはなぜ？

佐〉藤井聡太八冠の地元・名古屋での凱旋記者会見を昨日、取材しました。師匠の杉本昌隆八段と一緒とあって、藤井八冠もリラックスした感じ。「師弟漫才」と評したスポーツ新聞さんもあったようです。実際はどんな感じだったか、YouTubeの「囲碁将棋ＴＶ－朝日新聞社－」の動画で、ご覧いただけました… pic.twitter.com/sZAURWuBJe

— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) October 14, 2023

藤井聡太八冠が師匠・杉本昌隆さんに弟子入りした理由は

家が近かった。

杉本昌隆さんの弟子入りを決めるのに、確かに「家が近かった」ことも理由の一つではあると思いますが、当然その一つをもって決定はできませんよね^^;

杉本昌隆一門のメンバーも、師匠のことを

「師匠は温かいお父さん」と言っていて

杉本昌隆さんの温かさやたくさんの魅力を感じたんではないでしょうか。

将棋界では、プロを目指す少年少女は棋士の養成機関「奨励会」に入会することが原則。奨励会に入るにあたっては、日本将棋連盟所属の先生が師匠となる必要があり、身近な棋士にお願いすることになるそうです。

藤井聡太さんは小学1年生の頃、東海研修会（将棋を本格的に学ぶ少年少女を育成する組織）に入っていて、杉本昌隆さんは幹事をしており、そこで二人は出会いました。

その東海研修会で杉本昌隆さんに指導してもらい「この先生に師匠になってほしい」と思ったようですね。

そして、藤井聡太さんのお母さんから杉本昌隆さんに師匠になってほしいとの依頼があったそうです。

杉本昌隆さんの覚悟も並々ならぬものだったでしょうね。

杉本昌隆さんも藤井聡太さんも愛知県出身。

当初、杉本昌隆さんと同じ愛知県出身の豊島将之二冠への弟子入りを進めていて、豊島将之二冠に「藤井少年という凄い強い子がいるんだけど、弟子に興味ない?」という感じで声をかけたそうですが断ったそうです。

そういった背景があり、杉本昌隆さんのもとに弟子入りすることになりました。
(弟子入りは小学4年生のとき)

杉本昌隆師匠もさぞかし嬉しかったでしょうね♪

杉本 昌隆（すぎもと まさたか）

• 生年月日：1968年11月13日（2023年10月現在 54歳）
• 出身地：愛知県名古屋市
• 職業：プロ棋士・日本将棋連盟非常勤理事
• 経歴：11歳で奨励会に入会、16歳で初段、21歳で四段(プロ入り)、2023年10月現在八段
• 受賞歴：2020年に第48回東京将棋記者会賞を受賞、2022年に通算600達成し将棋栄誉賞を受賞

まとめ

弟子入り直後に指した記念の対局で杉本昌隆師匠は敗戦しました。

「藤井さんは10歳のとき師匠に勝ったって！」

「それって師匠が弱いだけじゃないの？」

天才の弟子を持つ苦悩と葛藤。

師匠として嬉しくもあり、

同じプレイヤーとして悔しくもあり・・・

師匠としてつらいときもあったと思いますが、今となれば最高の師匠人生ですね♪