赤松利市(小説家)の娘や妻は?路上生活で作家デビュー?経歴が気になる

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62歳で路上生活しながら小説を書きめっちゃデカい賞を獲って作家デビューした人、赤松利市(あかまつ・りいち)さん。

赤松利市さんの娘さんや妻のこと、路上生活で作家デビューしたこと、経歴がとても気になりましたのでリサーチしました。

赤松利市(小説家)は娘や妻は?

赤松利市さんの妻

赤松利市さんは
3回離婚、4回結婚していました。

4人の妻がいましたよ!

 

1人目の妻

赤松利市さんは大学卒業後、
消費者金融に就職しましたが、
その時にはすでに結婚されていたようです。

仕事が忙しく、家にはほとんどいない。

奥さんは不慣れな土地で友達もおらず、
耐えられずに実家に帰ってしまい
離婚することになりました。

2人目の妻

27歳か28歳の頃に2回目の結婚。

奈良支店の支店長となり、その後
東京本社の営業企画本部に入りましたが、
朝9時から翌朝4時までの連日勤務。

東京駅近辺のサウナで仮眠、
会社に電話で起こされ朝9時に出社する
という毎日を繰り返していました。

そんな毎日が半年続き、帰宅すると
離婚届が置いてあり
奥さんはすでにいませんでした。
2回目の離婚となりました。

3人目の妻

赤松さん35歳の頃、3回目の結婚。

その頃には、ゴルフ場の芝の品質管理の
会社を起こし、年商13億、年収2000万円超。

一晩で100万円使い豪遊。
家庭をかえりみない生活。

3人目の妻との間には娘さんがいましたが、
その奥さんは人一倍お金への執着が強く、
娘さんを他人事として扱い、
赤松さんにも暴言を浴びせるようになり
3回目の離婚となります。

4人目の妻

その後、4回目の結婚。

その奥さんには、2009年頃から
10年以上連絡をとっていないようです(;^_^A

なかなか「モテる男」ですね~

赤松利市さんの娘さん

赤松利市さんには3人目の
奥さんとの間に娘さんがいました。

赤松利市さん4作目の「ボダ子」
その娘さんのことで、

赤松さんが自身の波乱の半生を
捨て身で描いたものです。

赤松さんが家庭をかえりみずに
仕事と愛人に溺れていたころ、
娘さんは境界性人格障害となります。

「境界性人格障害」は
ボーダーライン人格障害や境界例、
BPDとも呼ばれていて、

ボーダーからついた
あだ名が「ボダ子」でした。

「ボタ子」
自身の波乱に満ちた
半生を描いた私小説です。

赤松利市(小説家)は路上生活で作家デビュー⁉


画像はイメージです。

作家デビューまで

赤松さんは「住所不定の新人」という
キャッチコピーとともに
小説家デビューしました。

バブルで浮かれた生活を
20年ほど続けていた会社が破綻。

再起をかけて被災地にいって、
土木作業員や除染作業員などを5年ほど。

それもダメになって逃げ帰ってきました。
所持金は5000円。

その後は東京でアルバイトしながら
お金が続けばネットカフェに泊まり、
なければ路上生活。

このまま自分の人生終わるのかな
と思った時に、ふと小説でも
書いてみようかと考えたそう。

「書いてみようか」で簡単に書けるものではありませんよね。

赤松さんは大変な読書家だったようで、
これまで読んできたものの
積み重ねがあるからこそ、
書いてみようと思えたんでしょうね。

ちょうどそのタイミングで
応募締め切りが一週間後の新人賞を見つけ、

2,3日で書き上げて応募。
その作品でデビュー
することになったのです。

すごいタイミングですよね。
2,3日で書き上げることは
もっとすごいですけど。

住所不定のまま書き上げた
『藻屑蟹』(徳間書店)で

2018年に第1回大藪春彦新人賞を受賞しました。

作家デビュー後

赤松さんは賞金と印税を渡す約束で
知人の家に転がり込んで生活

しかし「やはり屋根のあるところに寝るのは良くない」
と知人の家を出ることにしました。

とはいえ年齢的に路上に戻るのもきついので、ネットカフェに寝泊まりすることに。

ずっと通っていた浅草のネットカフェの
本社にお願いして、月極にしてもらいました。

ネットカフェの月極契約って
なかなかの発想ですね~
そんなことができるんですね。

普通は無理ですが、
特別に契約できたようです。

2020年アパートを借りて定住。
そこから浅草のネットカフェに通い
執筆活動しています。

1日8時間働いて、12時間横になる生活を送っている赤松さん。

追い込みの時期はぶっ続け。
『ボダ子』の改稿の時は36時間書き続けて
さすがに次の日倒れたそう。

ネットカフェは、フラットシートだから
倒れてもすぐにぐっすりと眠れますね。

赤松利市(小説家)の経歴がとても気になる。

赤松利市さんのプロフィール

赤松利市(あかまつ・りいち)

  • 小説家
  • 1956年2月5日生まれ
  • 香川県大川郡長尾町(現さぬき市)出身
  • 父親は世界的な植物病理学者
  • 家族:妻は4人いた。娘が一人。
  • 出身大学:関西大学文学部
  • 座右の銘はフェスティーナレンテ、「ゆっくり急げ」

赤松利市さんの経歴など

大手消費者金融会社に入社。
激務で燃え尽き症候群となり30歳を前に退社。

 

ゴルフ場の芝生管理の仕事。
35歳で独立起業家に

娘とともに暮らす生活の中で
会社が回らなくなり、仕事も家庭も破綻。

 

2011年 宮城県で土木作業員、
福島県で除染作業員を5年間作業

 

2016年 除染作業で追い詰められ、
所持金5千円で東京へ。
アルバイトで食いつなぎ、「住所不定」の生活を送る。

 

ネットカフェで書き上げた
藻屑蟹(モクズガニ)で
2018年に第1回大藪春彦新人賞を
受賞し小説家デビュー。

 

2018年に「鯖(サバ)」で
第32回山本周五郎賞候補。

 

2019年に「ボダ子」で
第33回山本周五郎賞候補。

 

2020年に「犬」で
第22回大藪春彦賞を受賞。

絵本作家でイラストレーター、
空想の天才こた(kota)さんです↓

まとめ

今回は、「赤松利市(小説家)の娘や妻は?路上生活で作家デビュー?経歴が気になる」というテーマでお届けしました。

60年もの間、ずっと埋もれ続けた
驚異的な才能、
そして、奇跡の大逆転劇!

仕事、家族、家を失った赤松さんは
執筆の大天才でした。

これからの作品もとても楽しみですね!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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